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もっと自然に

by airlie

次の電車が25分こない
駅のホームで読む人に借りた小説は 少しのアルコールと青葉市子さんのはるなつあきふゆと混ざって頭をひどく掻き回す
「こんなに自然なのに」
刺さって抜けなくなりそうな言葉

自分らしくいようとすればするほど どんどん周りの個性に囲まれて 結局比べてあれでもないこれでもない 残るのは自分らしさではなく周りにいなさそうな人像

自由にしてていいんだよ、って定期的に言ってあげないと苦しくなってしまう
誰にでも優しくなくていいんだよ、好きに素直に過ごしていいんだよ、悲しくなったらいつどこででも泣いてしまっていいんだ

今日歌を歌った場所にはあたたかい空気がたっぷり満ちていたのに 数十分の帰り道の間だけで 心がこんなに乾いてしまうなんて

手に取っている間はなぜか安心できた本も 読み終わってしまって 返す時のことを思うとまた乾いてきてしまったから 明日は同じ本を買いに行こうと決めた

今夜は苦しい



airlie
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